SYLKファイルは"Symbolic Link File"の略で、MS-Multiplan で採用した汎用的な保存形式です。
表計算ソフトやデータベースソフトの多くが対応していますので、
アプリケーション間のデータ移動によく用いられています。
SYLKファイルは、(セルの中の)データが数値なのか文字なのかの情報を持っていますので、
データを正しく他のアプリケーションに渡すことができます。
データを正しく渡せるとはどういうことなのか、簡単に見ていきましょう。
もっとも汎用性のあるデータフォーマットはTEXTファイルでしょう。
4thDimensionもそうなのですが、多くのデータベースソフトや表計算ソフトでも
TEXTファイルの書き出し・読み込みがサポートされています。
TEXTファイルは一般的に
フィールド(セル)の区切りにTAB
レコードの区切りに改行コード(MacintoshではCR、WindowsではCR+LF)
を使用して、データを保存しています(フィールドの区切りに「,」を使った場合はCSVファイルと呼びます)。
例えば、以下のようなデータがあったとします。
| 商品コード | 商品名 | 単価 |
|---|---|---|
| 00101 | イチゴショート | 300 |
| 00102 | シュークリーム | 150 |
00101TABイチゴショートTAB300CR 00102TABシュークリームTAB150CR
赤字のTABと青字のCRは、それぞれフィールド区切りとレコード区切りのキャラクターです。
このTEXTファイルを表計算ソフト(EXCEL4.0を使用)で開くとどうなるでしょう。それは下図のようになります。
正しく開かれたようにみえますが、商品コードの頭の「0」がなくなっています。商品コードを、文字データで扱うべきなのに、数値データとして扱ってしまったからです。
では、先程のデータをSYLKファイルで書き出すと、どうでしょう。
ID;P4DCR C;Y1;X1;K"00101"CR C;X2;K"イチゴショート"CR C;X3;K300CR C;Y2;X1;K"00102"CR C;X2;K"シュークリーム"CR C;X3;K150CR ECR
TEXTファイルに比べると、少々複雑になっています。
しかし、これらはアプリケーションがすべて面倒を見ますので、気にする必要はありません。
では、表計算ソフトで開いてみましょう。
今度は正しく開けました。
このように他のアプリケーションに正しくデータを渡せるように、弊社の全てのアプリケーションはSYLKファイルによる、データのインポート(読み込み)・エクスポート(書き出し)の機能を標準装備しています。
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